鍛造品

【利点】  

1.


2.


3.

異径材を摩擦圧接することにより、丸棒の削り出しよりも材料費、加工費の削減ができる。

一体加工が困難な形状の製品の場合、二分割し、一部を加工後摩擦圧接することにより、加工が容易になる。

異径材の金属を摩擦圧接することにより、必要な部分のみに高価な材料を使用し、一方は安価な材料に置き換えられる。


鍛造プレス
ハンマー
フリクションプレス
【作業工程】

ギヤー
0.7~5.7kg

フランジ
1.3~5.2kg

リフトクランク
1.6~5.2kg

ロッド
0.07kg

クランクシャフト
0.8~10.9kg

ピニオン
0.8~4.7kg

足場金具
0.6kg

押え金具
0.5kg

ギヤー
1.7kg

メインパーツ
7.5~9.9kg

ホイールシャフト
2.8~8.9kg

脱索受
1.1~6.1kg

ナックルスピンドル
4.8~6.8kg

アーム
1.6~3.4kg

ギヤー
3.5kg






摩擦圧接箇所

摩擦圧接箇所

摩擦圧接箇所

摩擦圧接箇所

摩擦圧接箇所

摩擦圧接箇所

シャフト(加工品+丸棒)
2~3kg

シャフト(鍛造品+丸棒)
8~33kg

ギヤー(鍛造品+鍛造品)
3kg

パイプ継手
(約2~4m)

ロッド
2~86kg

アンカーボルト
1.4kg


摩擦圧接とは、摩擦による熱を利用し、金属と金属を接合する技術の事です。
接合部箇所の強度は、母材と同等以上となります。

【作業工程】

鍛造とは、金属に力を加えて形を変える(成形)とともに、金属組織を強くする技術のことです。簡単に言えば、鉄を打って(叩いて)形を整えながら強くする事で、"タンゾウ"の"鍛"は鍛錬の"鍛"、つまり鍛えると言う意味です。叩くことにより、固体の隙間を無くして一つの強い固体にし、熱いうちであれば簡単に様々な形状に変化させることができます。


ハンマー作業風景

磁気探傷検査

① 片側の材料を回転させ、一定摩擦圧力で材料同士を押し付ける

材料取り付け

素材接触

②接触面は摩擦熱により温度が上昇し、高温層が形成される。そして回転を急停止させ、さらに高い圧力で一定時間押し付けることにより固相接合する。

摩擦発熱

アプセット加圧

【設備】

豊田自動織機摩擦圧接機
(最大加工長さ6m)

型式 圧接能力(軟鋼丸棒)
FW120H φ40~φ120
FW80H φ25~φ80
FW45U φ15~φ45
摩擦圧接品